日産 ゴーン氏

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。

 

日産のゴーン氏が逮捕されて1週間近くが過ぎました。現時点で本人は逮捕容疑を否認しているようです。巨額の役員報酬の会計処理は、合法だったとの主張。この辺りのことは、裁判で争われることになるのでしょうが、傍からみても、ちょっとやり過ぎなのではと思わされます。コンサルタントでもない自分の姉に、日産から年間1000万円を超えるコンサルティング料を支払わせていた辺り、これは自分の役員報酬から支払うべきものです。代表取締役ですから、やろうと思えば何でもできてしまう~ここに恨みつらみが積もり積もって今回の事態になったように思います。オーナー経営者だったら、このようなことになっていなかったのでは。あくまでも、ゴーン氏は日産を立て直すために派遣されてきたのであり、そのために2万人を超える従業員を辞めさせています。日産はV字回復しましたが、これだけでも十分恨みを買う下地はできていたように思います。

 

それにしても、なぜこんなにもお金にこだわるのか?強欲という言葉が一番合うように思います。であれば、今回のようなせこいやり方をして隠すのではなく、本来の金額でいくべきだったのでは。それだけの価値のある仕事をしていると言い張ればよかっただけの話ですから。