こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
野田市の小学4年生の女の子が父親に殺された事件、またかという感じです。小学校で、子どもたちに、誰にも言わないから正直に答えてくださいというアンケート調査をして、その結果をパワハラを受けている父親に渡したという信じ難い話。いくらその父親が強硬にそのアンケートを渡せと言っても、前提がそういうことであれば、渡さない。どういうことがあっても約束した以上はそうです。
それが、教育委員会が父親からの強硬さに屈して、アンケートを渡したというのは、社会常識からしたらあり得ないこと。渡したら、その子どもがどういうことになるのかは誰でも分かること。渡した人が彼女を殺したのと同じです。そんな人たちが教育委員会で何を指導しているのかと思います、人としての根幹。偉そうにしているあなた達が指導されるべきです。人としてダメです。あんなアンケートを渡したらあの子がひどい目に遭うのは小さい子だって分かります。そんなことも分らない人たちが教育の名のもと、一体何を指導しているのか。情けない限りです。
教員は学校しか知らない(すべての教員とはいいませんが)、ここが問題だと思います。普通の人は学校を出たら社会人として、いろいろな人たちとの関わりの中で悩んだり困ったりしてそれを乗り越えながら人としてのスキルを身に付けていくように思います。教員にはそれが少ないのでは。それが今回の信じ難いことにつながっているように思います。普通、どう言われたとしても屈しないでしょう。人間失格です。