こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
今日は広島原爆の日です。午前8時15分に原爆が投下され、この年の終わりまでに14万人の方が亡くなられました。広島平和記念資料館には、原爆関連の資料が多数展示されています。金属製の弁当箱の中のご飯が熱により真っ黒な炭になってしまっているものや溶けてしまった三輪車。そのような中に人間がいれば、多くの人は命を落としてしまいます。そうでなくても、大きな火傷を負い、更には放射能による後遺症。資料館に飾られた写真には想像を絶するものがあります。戦争を終わらせるためとはいうものの、一般市民にこのような酷いことをしていいのか、非常に複雑そして疑問でした。なかなか降伏しなかった日本に一番の問題があるにしても、14万人の命と後遺症。さらには、長崎への原爆投下。あまりにも犠牲が大きすぎた降伏への道筋。たくさんの犠牲者、そして今も後遺症に苦しめられている方々。
3年前に現職のアメリカ大統領としてオバマ大統領が広島を訪れました。資料館の1階にオバマ大統領がご自身で折った2つの折鶴が飾られています。綺麗に折られた鶴。すべての展示物を見た後、この鶴を目にしたとき、大きな救いのように感じました。