こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
(アキレス腱断裂2からの続き)
紹介された病院の看護師のぞんざいな態度、その病院を紹介した整形外科の電話での言いぐさ。当初、私は紹介された病院にお世話になる気でいたのですが、嫌気の差すことが重なり、いろいろ考えさせられました。まずは、紹介された病院は、私が思っていた病院ではありませんでした。というのは、病院名の先頭に地名が付く病院はいくつもあり、ずっと昔にその整形外科にMRI撮影で紹介された病院は、この辺りでは整形外科に特化した非常に有名な病院でした。その病院を紹介されたと思っていたところ、地名の下の病院名が違っていたんですね。口頭で病院名を聞きましたので、地名の部分のみが記憶に残り、私は病院に詳しくないですし、以前の出来事から、その病院なんだろうと思っていたわけです。また、紹介された病院で聞いみて分かったことですが、リハビリがないということ。リハビリが希望なら、自宅近所の施設を紹介するとのことでした。そういうことなら、なぜ、特化した病院を紹介してくれないのかと思うわけです。早く早くと整形外科の先生に急かされて物事が進んでしまっていました。救いは、手術を選択しなかったこと。当然のことながら、2週間後の家族旅行はキャンセルしました(私の分だけですが)。
インターネットで病院を調べるような時間もなく、ここまできてしまっていました。ギプスを8週間。病院には2週間ごとにギプスを交換に行くだけのようです。簡単にいえば、ギプスで固定して自然治癒力だけで治すということになります。いまさらとは思いましたが、インターネットでアキレス腱断裂の治療をした人のブログを検索してみました。いくつかのブログが見つかり、その中の2つのブログが気になりました。1つは、上記の整形外科に特化した有名な病院で治療を受けた方の6か月に渡る治療経過。たまたまでしたが千葉県在住の方でほぼ日記に近く、その病院での詳しい治療内容を知ることができました。治療方法を選択するにも初診から1週間位掛けていましたね。急かされることではなかったんだということが分かりました。もう1つは、病院に恵まれず、いくつかの病院を転々とし、インターネットで歩行療法(特別な装具により、治療を始めた日から歩きながら治療する方法)という治療方法を見つけた方の治療経過。紆余曲折が興味深く、またその治療方法に興味を持ちました。
病院を替えるのはいかがなものかと思っていましたが、転々とする人もいることを知り、現在の病院に通院するのは止めてもいいかなと思うようになりました。そこで、非常に有名な病院にするか、歩行療法を行っている接骨院にするかということになるわけですが、前者の場合、家の中で松葉杖無しで両足で立てるまでに1か月位掛かるようなのですが、後者だと即日ということ。数日間のギプス生活は非常に不便で、風呂に入るにも水に濡れないよう右足に大きなビニール袋(ゴミ袋です)を巻いてテープで留めて入る感じです。他にもいろいろありましたが、この状態をこれ以上続けたくないこともあり、怪我をして丁度1週間、ギプスをして4日目になりますが、歩行療法を行っている治療院に行ってみることにしました。
(続く)