桜を見る会 品格

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。

 

今日の朝日新聞の読者の声に、今騒がれている桜を見る会に対する大学生の意見が書かれていました。「またやってるよ」という、首相をはじめとする政治家の不祥事に何とも思わなくなりつつある社会でいいのかという内容でした。

 

今回の件、また誤魔化すのかという思いと諦めのようなものを感じます。野党の追及をかわすために、出席者名簿をシュレッダーで裁断したり、更には電子データも存在しないなどということは非常に考えにくいことです。このようなことを役所からの調査を逃れる悪徳業者がやっているのならともかく、政府関係者・役人がやっているとは異常としか思えません。首相をはじめとする自分たちの支援者を、税金で飲み食いさせていたというのが実状でしょう。消費税を上げる一方でこんなことをしている。さらには、人選において反社会的な人物までもが招かれて政府関係者と一緒に写真撮影では。長期政権の弊害そのもので、法律でも何でも自分たちの都合のよいように解釈している姿が本当に醜い。裸の王様、そのものです。

 

昨日まで来日していたローマ教皇と首相の会談風景、品格の違いを感じました。人としてのあり方の違いとでもいいましょうか。