こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
内閣府が昨年10~12月期のGDP速報値を発表しましたが、年換算6.3%の減少。消費税アップによる影響で個人消費が低迷していることが大きな原因のようです。
多くの百貨店の1階にある化粧品やジュエリー売場に行くと、日本人よりも外国人特に中国人が多く、そのおかげで経営が成り立っているように感じることがあります。慎重に1つの商品を選ぶというよりは、まとめて10個とか。その中国人がコロナウイルスの影響もあり、来訪者が減少しています。「さっぽろ雪まつり」も昨年の273万人→202万人と71万人の減少。減少分がすべて外国人とは言わないとしても、地元経済も、潤うはずの雪まつりがこけてしまったため、ある意味深刻な状況だと思います。
百貨店は、国内の日本人にはあまり期待せず、外国人をアテにする。これは非常に危険に感じます。外国人が来なくなってしまった場合、まさに今ですが、どうするのでしょうか?「さっぽろ雪まつり」で業績を回復させる予定だった会社については、状況によってはアウトになるかもしれません。このようなことが、国内で頻発しているように思います。日本って、こんなに弱いというか脆い国だったかな?と最近思います。日本はモノづくりの国ですから、外国に売りに行くということでこれまでやってきましたが、最近は、観光に来る外国人を待つというスタンス。大丈夫なの?と思います。