こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士　渡辺　巖（いわお）です。 

今日のお昼時、近くの法華経寺を散策していると、仁王様の赤門の横の河津桜が満開に。今、コロナウイルスのことで日本国内が混乱していますが、この桜を見て、少し心が安らぎました。失礼な言い方かもしれませんが、私は過剰に反応しすぎているように思います。過剰な反応がさらなる不安をあおっているような。

コロナウイルスの影響で、小中高校を春休みまで休みにするというお達しがありました。千葉市の熊谷市長は「社会が崩壊しかねません」というコメントをツィートしましたが、まさにそのとおりだと思います。共働き、シングルマザー・シングルファーザーはどういうすればいいのかが全く考えられていません。大企業は何とかなるかもしれませんが、中小企業はぎりぎりの人数です。有給休暇も、今回の働き方改革の５日取得義務化の上にさらに。この状況、分からなくはないですが、中小企業の経営者からすれば、有給休暇を真っ先に言うべきことなのかと思います。

熊谷市長のほかに、金沢市の山野市長、愛媛県の中村知事が、首相の唐突な発言を非難しましたが、もっともなことです。3学期で終える授業が終わっていない、受験の真っ只中。国民の不安をあおるだけ。これまでの首相の発言と同様、何の説明もなく。