こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士　渡辺　巖（いわお）です。 

今日、市川市役所の特別定額給付金課より茶封筒が郵送されてきました。封筒の中には、「特別定額給付金　給付可否決定のお知らせ」という文書が入っており、6月19日に振込予定とのことです。

市川市は全国に先駆けて給付金を支給すると発表しマスコミにも取り上げられましたが、実際はこんな具合です。早い給付を希望する人は、市のHPからダウンロードした書類を封筒に入れて郵送。切手代は自己負担ということでした、受付は4月27日から。善は急げで、4月29日に郵便ポストに投函。市役所には遅くとも5月1日には届いていますから、市のHPによれば、6月5日には振り込まれる予定が2週間遅れ。6月1日には、市から一斉に郵送される給付金の申請書も送られてくる始末。一体どこが、全国で一番早い給付なのか、首をかしげてしまいます。

緊急事態宣言下、すぐに給付して生活を援助するから意味のあるものなのであり、今頃というのはあまりにも遅すぎます。通常の給付はもっと後になります。新聞で経済活動の自粛により生活に困窮している方のたくさんの記事を目にしました。もっと何とかならないものなのか、国も市も視点がずれています。給付すればいいのではなく、物事にはタイミングというものがあります。