こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
先週、Yahoo!ニュースのエンタメに「矢沢永吉 食うために有料配信」というニュースがありました。
最近、YAZAWAクラブ(ファンクラブ)から、頻繁にメールニュースが届くようになり、多くは緊急事態宣言下での会員向けの動画閲覧サービスでした。その都度、閲覧していたのですが、有料?については何かの間違い位にしかとらえていませんでした、これまで無料でしたから。
それが、「矢沢永吉 食うために有料配信」の内容を読んでから、そういうことなのかと理解しました。「自分も食わなきゃいけないし、社員を食わせなきゃいけない」という話です。コンサートができなければ、売上が無くなり、また、社員がいれば給料を支払わなくてはいけません。そうなると、どこから売上を?過去のコンサートの動画があるから、それを使おうというアイデアです。50歳前にオーストラリアで35億円の詐欺に遭い、その借金を完済。今度は70歳にしてこれまでにない危機。矢沢氏はまた新しい扉を開けるとコメントしていました。
最近のコンサートでは、自分がもういいと思う日(マイクを置く日)までは歌い続けるからという話をよく聞きます。ファンからすると、その日はずっと先であって欲しいのですが、コンサート自体どうなるのでしょう?これまでのように武道館でタオルを投げられる日がくるのか?それこそ、矢沢氏と同じ空間で同じ空気を吸いながらのコンサートが観られるのか?それがいつになるのか?これまでこんなことを考えたことがなかったですね。これは、入学式・卒業式、高校野球でもそうなのですが。そう思うと、新型コロナのなかったこれまでの日常に感謝です。当たり前が当たり前でない今、矢沢氏のように新しい扉を開ける(新しいことを始める)タイミングかもしれません。