国会議員3人 クラブはしご

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

自民党の国会議員3人が、緊急事態宣言下の銀座のクラブを女性同伴ではしごしたとの報道がありました。松本純国対委員長代理(元国家公安委員会委員長)、田野瀬太道文部科学副大臣、大塚高司元国土交通副大臣、の3人。当初、松本氏が1人ではしごしたと言っていましたが、後から2人も一緒だったということが発覚。3人でお詫びしていましたが、非常に見苦しい光景でした。

 

松本氏が2名をかばったと話していますが、国会議員ですよね。選挙で選ばれた人ですから、各人のその後ろには投票したたくさんの人の信任があります。かばうということはあり得ない話で、まずは最初から3人でお詫びするのが人としてのあり方です。中学生が3人で万引きをして捕まり、最年長の松本君が俺が指示したと言って1人で罪をかぶるのと、次元が違います。現役の国対委員長代理とか副大臣とか、国民がこれだけ我慢している中、こんなことをやるか?という3人は自民党離党で済んでいます。この国の首相も同類ですから、本当に締まりがありません。一方、同じようなことをした公明党の遠藤清彦元財務副大臣は議員辞職。この違いは何なんでしょう?

 

最近、宮古島市の市長選挙、北九州市の市議会議員選挙、千代田区の区長選挙などで、自民・公明候補が落選・大幅減という報道が続けてありました。今後、このような現象が続いていくのかもしれません。決して野党がいいと思っているわけではないですが、現在の与党には任せてはいられないという感じです。人材も枯渇してきていますから、この際、政権交代もありかと思います。与野党伯仲で切磋琢磨という環境に置かないと政治は腐っていくものだと実感しています。