こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
国民の多くが中止又は延期を求めている東京オリンピック。先日、ソフトバンクの孫正義氏が「今、国民の8割以上が延期か中止を希望しているオリンピック。誰が何の権利で強行するのだろうか」とツィートしたことがニュースで取り上げられました。まさに、この言葉こそ、組織の長が発する言葉だと思います。社長であれば、社員を守る。国の代表であれば、国民を守る。のはずが、オリンピックを何がなんでもやるという狂ったこの国の長。
楽天の三木谷浩史氏も米CNNのインタビューで、オリンピック開催について自殺行為と発言しています。今でさえ、重症者のベッドが足りなく、自宅で亡くなられている方もいます。この状況下、わざわざ外国人を招いて発症した場合、助かるはずだった日本人のベッドが、外国人の治療に使われることになります。一人でも助けたいという医療関係者に、わざわざ外国人を招いて治療させようとする、一体何なんでしょうね?オリンピック後、コロナ患者が何倍にも増えた場合、誰が責任を取るのか?今でさえ、何度も緊急事態宣言を出すたび、申し訳ないと発言しているこの国の長。そのときも、そう言えば済むとでも思っているのでしょうか?
昔、日本の経済は一流、政治は三流と言われていましたが、まさにその言葉がぴったりあてはまるのが今です。組織の長にもなれないような人が国の長になって、右往左往している今。私は、こういう人が国の舵取りをしていることに非常に嫌悪感を抱きます。それこそ、孫正義氏に国の長になってもらった方がまともだと思います。