総理がお前呼ばわりされる?

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

9月3日の朝日新聞には、菅首相総裁選に出馬という見出しが出ていましたが、翌日4日の見出しは退陣へ。

 

インターネットの情報によると、河野太郎氏を幹事長にしようと菅総理が麻生財務大臣に電話をしたところ、「お前と一緒に、河野の将来まで沈めるわけにいかねえだろ」という回答だったようです。麻生財務大臣は菅政権の一閣僚です。その閣僚からお前呼ばわりされる。民間の会社ではありえません。それがまかり通り、そんな人が総理大臣をやっているという異常さ。さらに、当てにしていた前任の総理大臣からもそっぽを向かれて。

 

とにかく総理大臣を続けたいという一心で本当の後ろ盾であった二階幹事長を切り、このことにより麻生・安倍氏からの支持を確実なものにするはずが、なんと真逆。行き場がなく、その相談相手が40歳の小泉進次郎氏。一体どうなっているのでしょうか?本当に孤立していた方なんだなと思いました。

 

さまざまな場面で人事権を掌握してここまできた方だったようですが、最終的に総理を続けたいために一番の頼りである二階氏も切り、それが最終的には自分の退陣に繋がってしまったようですね。身から出たサビ。自分第一としかいいようがありません。これまでも、気に入らないことがあると、声を荒げたり、本当かどうか分かりませんが、書類を叩きつけたりということも話として出てきます。その場では従うかもしれませんが、こういう人についていく人はいません。さらに、あのうつろな目の行く先が、国民ではなく麻生・安倍氏からの支持では最悪です。今頃かと言いたいですが、やっと辞めることに気づいたことに拍手です。いい加減にしろと言いたいですね。