こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
今度の日曜日は衆議院選挙ですね。メディアによる予想では、自民党が過半数を取るのではないかという予想が多いように感じます。立憲民主党の枝野氏、小沢氏も接戦と伝える新聞もあれば、一方で、自民党の過半数は難しいのではないかと伝えるビジネス誌もあります。先日の参議院の補欠選挙においては、山口県は保守王国ですから仕方がないとしても、静岡県では野党候補が勝利しています。静岡県の結果を見れば、野党に勢いがあるのではと思いますが、メディアの予想はそうではないようで。
今回の選挙は、国会議員あるいは政党のこの4年間の通信簿のようなものと私はとらえています。これだけ、やりたい放題のことをしてきた与党。さらに緊急事態宣言の延長の繰り返しをして収束しない方がおかしいのに、それを手柄のように取り立てる与党議員。
政党を会社と考えたとき、そのトップは嘘つきであってはならないと思います。社長が嘘つきの会社であれば、当然淘汰されていくはずが、日本の政治の世界では淘汰されていかないのですから不思議。といいましょうか、だから多くの国民が選挙に行かないのではないかと思います。
野党については、野党共闘により死に票が減るのは評価できます。少しでも野党が勢力を伸ばし、政権に圧力を掛け横柄な政治をさせないこと、これは本当に望むことです。最大野党の立憲民主党については、立憲民主党イコール枝野氏というイメージがあり、この部分をもう少し他の議員と分かち合えたらいいのにと思ったりします。数年前に急遽、希望の党が出来て民主党が合流する・しないで、未だにそのことを引きずっていますが、野党には勢力を伸ばしてもらいたいですね。