こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
先日の昼休みに、徒歩7、8分の市川市東山魁夷記念館に行ってきました。11月12日で、この記念館がオープンして16年になります。
今回は、「川﨑家の系譜」というテーマで、東山魁夷氏の岳父である川﨑小虎氏をはじめとする川﨑家の展示が多かったです。なかでも、川﨑小虎氏の「春の訪れ(春の女神)」は奈良の佐保姫を描いたという優しくきれいな春を感じさせる絵でした。今の季節は晩秋ですが、来年の春を感じさせられるきれいな一枚でしたね。
東山氏の絵の中では、「山峡朝霧」がいわゆる東山ブルーというダークグリーン&ブルーでした。この絵をみていると、3年前に行った黒部ダムに行く際、トロリーバスに乗り換える扇沢駅から見える風景を思い出しました。山間の霞がかった風景をみたとき、東山氏はこの辺りで絵を描いていたのかと私の中をよぎるものがありました、絵のとおりといいましょうか。