コロナ じわりと影響が

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

この時期、もみじがきれいに色づいています。写真は、少し前ですが、昼休みの散歩中に見かけたもみじです。

 

この一年、コロナの影響で歴史あるお店や会社が次々になくなっていきました。現在、国内は収束状況にあるようですが、この先このままということにはならないと思います。緊急事態宣言下ではあまり影響のなかった会社に、この時期になって少しずつ影響が出始めたりしています。今日も、ブリヂストンが8千人転籍という記事が朝日新聞の朝刊に出ていました。

 

先日、自宅を建ててもらった工務店に、あることを頼みに行ったところ、今年一杯で建設業をやめるとのこと。今後は不動産管理をメインにするような話でしたが、驚きました。何かあれば、すぐ近くにあって安心していたのですが。大きな理由は、今年初めに、工事全般を管理していた方が亡くなられたことのようです。この辺りは、この工務店が建てた家が多く、何かあればすぐに対応してくれて。今後の水回り、建具、外壁の業者を確認してきました。でも、このことを知らない方は今後困るのではないかと思います。歴史のある工務店なのですが、事業を継続していくことの難しさを感じました。

 

コロナで休業を強いられた飲食店がコロナ前の売上に戻るには時間が掛かると思いますし、雇用調整助成金をはじめとするさまざまな助成金・補助金が削減されていくと、事業の継続が難しくなるようなお店・会社が増えていくようにも思います。数百年に1回あるかないかの状況下。世界的な感染症により事業が継続できなくなるということ、こういうことはこの国にはなかったですよね。