矢沢永吉氏 マツヒサのノブ

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

矢沢永吉氏の著書「 アー・ユー・ハッピー? 」初版が出たのが20年近く前。当時、すぐに購入して読みました。ミリオンセラー「成りあがり」の続編です。オーストラリアでの35億円の詐欺事件、デビュー前からずっと矢沢氏を支えてきた妻との離婚のこと、興味深いことが書かれていました。

 

「アメリカ」と書かれた章の中に、アメリカで成功した日本人経営者と矢沢氏の会話が出てきます。「永ちゃん、やっぱ日本だよね、最終的には」。矢沢氏が「マツヒサのノブ」にどうして日本に帰るのかを尋ねると、「こっちで墓建てるイメージある?」と言われます。私も何となくそうだなと感じました。それ以来、この「マツヒサのノブ」とは誰なのかずっと気になっていました。

 

10月15日(土)の朝日新聞朝刊の別紙「be」に満面の笑みの料理人の大きな写真が載っていました。世界5大陸で日本料理の高級レストラン「NOBU」を経営する松久信幸氏。あの内容は、この方との会話だったのでしょう。年齢も73歳で矢沢氏と同じ。松久氏も20代で自分の経営する店が火事になり莫大な借金を抱えたこともあったようですが完済し、頑張って今に至っているとのこと。分野は違いますが、まさに盟友ですね。私が20年近く気になっていたこと、霧が晴れた気分です。