こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。
先日、宮島に花見に行ってきました。昨年は雨でした。今年は晴れ。満開の桜もあれば、場所によっては散ってしまった所も。五重塔とその隣の豊国神社周辺は満開で春の華麗な景色を楽しむことができました。
朱塗りの五重塔と桜。私は川沿いに咲く桜より、人の造った建物と一緒に映る桜の方がお互いが引き立つように感じます。そういう意味で、宮島の朱塗りの五重塔の存在は大きいですね。
すぐ横にある豊国神社から下に眺める厳島神社や桜に感動します。宮島はどちらかというと、秋の紅葉という印象が強いですが、私はこれから若々しく成長していく春の方が好きです。
外国人の方がとにかく多かったですね。日本人より多かったと思います。アジア系よりアメリカ・ヨーロッパ系。身長2m超えの大きな方も結構いました。
3月の終わりに、アカデミー賞を受賞した映画「オッペンハイマー」を観ました。広島駅から宮島口駅に向かう電車の左側に広がる景色に、複雑なものを感じました。映画では、原爆の実験の場面が出てきます。あんなものを投下すれば、たくさんの一般人が死んだり苦しむことは分かっていたはず。技術者として開発はしたけれど、投下については政治判断だったで済まされることではないと思います。映画の中に、アインシュタインが出てきますが、彼は原爆開発に手は出さなかったんですね。
広島の多くの犠牲の上に、今年も桜。人間社会がどんな状況にあろうと、毎年いつも通りに桜は咲きます。桜からすれば、人間て馬鹿だね~と囁いているかもしれませんね。宮島の桜は見事でした。
昨年、